わきが手術でアポクリン汗腺の取り残しが再発の元
わきがの手術でアポクリン汗腺の取り残しがあると、
症状が再発する恐れがあります><
そもそもその為に、
手術でアポクリン汗腺を取り除いているのに、
どうして取り残しが出るのでしょうか?
わきがの手術には、
実に様々な手術のやり方があります。
ここでは代表的な2つをご紹介しておきますね。
・ 吸引法
・ 剪除法(せんじょほう)
わきが手術で有名な手術法ですが、
この2つで取り残しの理由が分かります。
この2つでアポクリン汗腺の取り残しが、
発生しやすいのは「吸引法 」です。
吸引法の手術のやり方は、
脇の下を1センチ程度を切開します。
その為、傷跡が残らないというのがメリットです。
その1センチ程度の切開した部分から、
「 カニューレ 」 という器具を差し込み、
アポクリン汗腺を吸引するという方法なので、
実際にアポクリン汗腺が、
完全に取り除けたかどうかってのは、
医師が目で確認することが出来ないんですね><
なので、吸引法での手術では、
どうしてもアポクリン汗腺の取り残しが、
発生しやすいと言われています。
また、
わきがの手術で一般的な「剪除法(せんじょほう)」
この手術方法では
脇の下を3~4センチほど切開して、
医師が目で確認しながら、
アポクリン汗腺を取り除いていきます。
ですので確実にアポクリン汗腺を取り除く事が可能で、
再発のリスクは「吸引法」と比較しても、
明らかに低いと言われています。
しかし切開する範囲が狭かったり、
取り除き方が雑だったりすると、
取り残しが発生してしまうんですね><
そこから再発してしまうってわけです。
この辺は医師の腕にかかっています(汗)
わきがの原因となっているアポクリン汗腺は、
大変に生存力が強く繁殖しやすいのが特徴です。
取り残しの可能性が低い「剪除法(せんじょほう)」でも、
手術のやり方で1本でもアポクリン汗腺の、
取り残しが発生した場合。
それだけでも数カ月後から数年後には、
アポクリン汗腺が繁殖してしまい、
再発を招く事が十分にあり得るんです><
わきがって本当に治りにくい。
いかに慎重に治療する事が大事なんですね。